第三章 その2 ~同一視に近いもの
クラブアップルを手にした。
これ! これよねぇ…
おっと、ちょっと焦らない。
ひとまず「バッチの花療法」のクラブアップルを確認する。
ん~そうよ、そうなのよ、これを飲んで、
で、今夜からしばらくは、今週のレメディをお休みしよう。
自分を振り返って、落ち込むだけにとどまらず
そこをフォローできるっていいじゃん♪
歯を磨きながら、そんなことまで考えはじめ、
それまでのレメディへの思いとは別なものだった。
ど~もTherapy=療法というイメージが強く治療的な印象。
そうよ、クラッシックな心理療法と違うんだから、そこはさ、
柔軟に、緩く、柔らかく受け止めよう。
私は当たり前だけど、医師じゃないから、治療ではない。
魔法の花汁で特別な治療をするようなおこがましさがあるかも。
そうわよ、そう、心理療法家、臨床心理士だって
あくまでもクライアントの支えになる程度。
私は医師であるバッチ博士の功績が書かれたものを読んで、
レメディを使うことが治療行為じゃないといいながら
同一視を起こしそうになっていたのかもしれない。
そ、私は私のスタンスがある。
私は医師ではなく、一般ピープルのひとり。
バッチ博士も「汝自ら癒せ」って言っているし、
そもそも他者を助けるとか、癒すとかおこがましくない?
その、ほら、あれ、プラクティショナーだったかな、
そのライセンスは国家資格じゃないし、二の次だし、
私が学んでいる目的はなんだろう…
自分を癒すため?
レメディにセルフヒーリングを求めているの?
そうでもなさそうだし…
私、どこへ向かっているんだろう…
ちょっと待とうかな…
あ~そうはいうもののレベル2を既に申し込んでしまっている。
3万5千円あったら、シャンパン付きでフルコースを食べれるわよね~
ってことは、無駄にするのもどうよ…
夜風にあたりながら色んなことを考え始め、
自分の方向が見えにくくなってきた。
まぁ、いいか、寝よう。
明日も病院だし、出たところ勝負、本も読みたきゃ読むといい。
自己嫌悪しても始まらないしねぇ~自分は自分だし。
私はクラブアップルを飲んだことも忘れていたし、
もともと考えているうちに「やめた!やめた!もう考えない!」と
切り替わることが多いので、この切り替えがクラブアップルの
有用性かどうかは、いまだに不明でありまする。
to be continued