第六章 その6 ~単独で直らい



金曜日から月曜日まで行われたバッチ国際教育プログラム。
この4日間を振り返り、この後、課題提出などがある。

でも…それだけで他者の感情と向き合うって…。
そりゃ~プラクティショナーは実践者という意味で、
実践者を養成するコースだけど…その実践する内容が…。

私はこの考え方をコース最後のひとりひとことで言った。
爆弾発言だったようで、顔を曇らせる方も数名いらっしゃった。

実践者というとらえ方もそれぞれだと思う。
どのように実践していくか…その方法論、
そして、このコース消化だけでは
バッチ博士が言わんとしている実践姿勢を
得ることが難しいと感じる。

自己全能観がつよいまま、仮の感情が修正されないまま、
他者の感情と付き合うということの恐ろしさを感じ、
ベランダから隣の借景を眺めバランスを取っていた。

やろう!
もうすこし別な角度から「博士の遺産」を考えていこう。

相変わらずレメディそのものには心が動かない。
レメディ、レメディといっても、結局、そこには
自分じゃない誰かに思いめぐらせる心情が多く存在する。

他者をどのように受けとめるか…それは実践者にかかっている。
自分の価値観を熟知し、そこから再度レメディを理解したい。
だってさぁ、教育分析を受けたって言っても
私も随分変化しているし、発達を遂げている。

はぁ~
子どもの頃、大人になったらそれほど勉強を
しなくていいと思っていた…。
とーちゃんも机に向かっている時があったけど、
テレビを見ていることのほうが多かった。

ん~とーちゃん、いま生きていたらなんて言うだろう…。
「ようやく気付いたか!」と言ってニヤリと笑いそうだ。

ったくもうたまらない。
で、自己全能観がほしい。やったつもり、できるつもり。
私は、やるほどに、気づいて、あ~これも、あ~あれも…となる。

ブツブツ考えていると、
キッチンから私の名前を呼ぶ声が聞こえている。

ここはモタモタしていられない。
なんたって我が姉は真性インパチェンスだから。