第四章 その2   ~レベル2初日



「ねぇ、宿題やってきた?」
「とりあえずやってきけど、日本語がわからない」と私は笑った。

会場では、レベル1で一緒だった人がいて、
「ごぶさたぁ~」の次に「宿題やってきた?」
とにこやかに挨拶が交わされている。
私はRちゃんと顔を見合せて笑った。

レベル2は、年1回らしく参加数も30名ぐらい。
なんなく賑やかで、講義が始まるとそれほど気にならなかったが、
私は人数の多さに圧倒されて落ち着かない感じだった。


講義自体、テキストに書いてあることに止まらず、
植物の神秘性、そして、ホーリズムにも触れる内容と多岐にわたり、
私は、とても楽しく、非常に充実した気持ちで聴き入っていた。

休憩に入り、「さすが『バッチの花療法』を訳した先生よねぇ~」
「博士の遺産もでしょう?私、アロマセラピーか何かの本で
『翻訳 林サオダ』っていうのを持っているわ」
「え~そうなのぉ、カルナちゃん、これ美味しいわ」
「え?どれ?あ、それ?私も食べる♪」とRちゃんと盛り上がった。

私たちの周りでは、申込先だった開催協力をしていらっしゃる方を
中心にした盛り上がりもあって、それは賑やかな雰囲気。
そうこうしているうちにあっという間に初日が終了した。

レベル1の時は、つまらなくて…といより、
体の調子も悪かったこともあって、時間が長く感じたし、
とにかく自宅に早く帰り、横になりたかった。

こうして考えると、途中、「毎日通院」事件もあったけど、
私は随分と健康を回復して、心も晴れやかになっていた。

「ねぇ、食事していかない?」
「そうね、ずっと会っていなかったものね」
「考えてみるとそうよね~。で何を食べる?」
「ん~お腹がすいちゃったぁ、なんでもいいわよ」

自分から食事に誘う元気も出ている。メデタイ、メデタイ。
こうしてRちゃんと食事をして、自宅に9時過ぎに帰宅した。

そして、自宅に帰って、渡されていた質問シートに
ずーっと疑問に思っていることを率直に書いた。
あの先生であれば、答えて下さるだろう…。

ん~でも、まずいかなぁ~匿名を希望しようかしら…
ん~いい、匿名じゃなくてもいいやぁ~そのまま、ありのまま…。


to be continued