第六章 その3 ~緊急事態



初日を終え、その後、ワーク三昧の2日目。
とにかく新鮮で、自分を改めて見つめてられ、
私の中に充実した気持ちになっていた。

でも、お昼過ぎから体調が思わしくなくなった…。
尿の量が極めて減り、肩で息をするような感じに。

マズイ、マズイ…。

帰る頃、私のくるぶしは行方不明になっていて、
履いていたミュールから足がはみ出すしまつ。
重だるい足を引きずりながら、途中下車して
ジュニパーの精油を買って、姉家族の待つ家に帰った。

足を引きずる姿に姉が「怪我でもしたの?」と
いうと同時に私の足首をみて叫んだ。

「病院!どうしたの!」と血相を変えている。
「ん?ん…お風呂に入る…ん~足浴にしようかしら…」
「そんな!病院へ行こう!」
「病院へ行ってもどうしようもないの、だってね…」
「お風呂!お風呂にお湯を入れてあげて!」と私の話が
終わらないうちに姉は慌てて、傍で心配そうに見ていた甥に
お風呂のお湯はりを伝えた。

それからバスタブでお湯、たらいに冷水。
いまだから言えるけど、半べそをかきながら足浴をしていた。

順調に回復し、ようやく定期検診回数も減った。
部屋に戻るとクレアまで心配そうな顔をして近づいてくる。

神様、お父さん、力を与えて下さい…
何度も何度も呟きながら、即席で作ったジュニパー入りの
オイルで脚をトリートメントした。

レスキューレメディ…
それよりも私のタイプレメディを取る。
そして私はクレアを抱いて布団に入った。

夜中、3-4回トイレに行き、少しずつ楽になっていく。
神様、とーちゃん、ありがとう!

翌朝、十分とは言えなかったが、足の腫れが引いた。
家族は心配そうに出かける支度をしている私を見ている。
姉に楽そうなミュールを借りて、3日目へ。

今夜は、明日4日目の試験のこともあるし、
体の負担をかるくするために兄が講座会場近くのホテルを
手配してくれた。

今夜こそレメディの総復習をするぞ!
そ、私はいまだにレメディを十分覚えていない…
この時期に及んでそれはないだろうって感じ。

どうなるカルナ!
どうするカルナ?